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ラピータの部屋「今日のひとこと」

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの愛好家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。

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【ギャラリー】ミッフィー誕生55周年記念ゴーゴーミッフィー展 in そごう美術館 

 9月11日から10月11日まで そごう横浜店6F そごう美術館にて開催

 日本でうさぎキャラクターの人気を二分するピーターラビットとミッフィー。1955年ディック・ブルーナ氏により誕生したミッフィーは、今年55周年の記念の年に当たりミッフィーの初期の作品なども含め8作品の原画や膨大なスケッチなどを一堂に展示する「ゴーゴーミッフィー展」が全国で展開中だそうです。

 ミッフィーの誕生秘話も紹介されていて、ブルーナ氏は海岸で野うさぎに出会いミッフィーを思いついたそうな。ミッフィーの最初の形は、双方の耳の間が90度ほど開いた頭でっかちなところから始まって、やがて丸い顔に耳がお城の先端のような三角になり、そしてお馴染みまんまるミッフィーへと変化していく。これら歴史やその特徴がよく分かるような展示構成となっていました。目の大きさも小さくなったり大きくなったり。でもお口のばってんは変わらずそのまま受け継がれていったのですね。

 ブルーナ氏はデザイナー出身と聞き妙に納得。絵本のどのページをめくっても、描かれたパーツのすべてがそれひとつでデザインとして確立するものばかり。例えば、雨を描いた水玉模様の水玉ひとつですらデザインになる。その証拠に、55歳のバースディーケーキのオブジェの周囲に飾られたミッフィーが衣装をまとっていたのですが、その衣装のひとつにブルーナ氏の水玉があしらわれていて、それだけで可愛いと思ってしまうぐらいデザイン力がある。

 その点、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターは、画家そのもの。背景もすべてひっくるめてひとつの風景として眺めて楽しむ。例えばタマネギ畑にいるピーターとベンジャミンは、背景のタマネギ畑を切り取ってしまうとどことなく寂しく感じるのはそのせいかもしれない。

 最後の展示コーナーで、ブルーナ氏をリスペクトするアーティストによる「55歳おめでとう」のバースディーカードが展示され、それぞれの個性が光るミッフィーが見られて楽しいい企画展示となっていました。私ならどんな言葉で祝福しようかしらなどと考えつつ先に進むと、「みんなで贈ろう!ミッフィーを祝うバースデーカード」キャンペーンを開催していました。
 このカードで応募するとオランダに届けてくれるとか。

 出口を出るとミッフィーのグッズショップが展開されていて、ミッフィーのバースディケーキに展示されていた衣装をつけたぬいぐるみミッフィーが販売されていたのを見てがっかり。特に展示物を見た時、その出来栄えに感激した後だからなおのこと。さらに奥に進むとピンク色のミッフィーが。。。

 いつからミッフィーはキティちゃんのようになったのだろう?その変貌ぶりにあっけにとられて声もでず、作者のブルーナ氏がお元気、直接これらをチェックすることのできる立場にいらっしゃるというのによく許可が降りたたものだと、ピンクは大好きな色だけどピンクのミッフィーは見たくなかったなぁ~。グッズを作品として見てはいけないのだけれどもね。

 今回ブルーナ氏の作品を見て、ミッフィーは、熟慮に熟慮を重ねたデザインが生みだした素晴らしい作品であるということに改めて気づくことができよかった。友人が誘ってくれなきゃ絶対に行かなかっただろうから、誘ってくれてありがとう!
 
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Posted on 2010/09/15 Wed. 10:41 [edit]

category: うさぎ関連イベント

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コメント

No title 

オランダ訪問を重ねる度に、日本の商売っ気たっぷりのミッフィーとの違いに愕然としますです。しかし、ピンクやパープルのnijntjeぬいぐるみ、オランダやイギリスでも発売されてるんですよ。。。(^^;
今となっては大人なピーターがうらやましい気がします。(トホホ

URL | おれんじみひ&みのりん #79D/WHSg | 2010/09/17 17:56 | edit

No title 

>みのりんさん
ピンクやパープル!!!それは全然知りませんでした。
本場でもそういう事態が起きているのですね。
デザインは、色を変えたらまったく違う作品になってしまうような気がします。
ミッフィーは色が白だからなんでも似合う部分がキティちゃんを連想してしまうのかな。
実はピーターも困ったことが起きていて、ジマイマの森に池が出現したり、
ありえない構図のイラストが登場してきているのですよ。
そういうのは見なかったことにしていますが(^^;;

URL | rabbitpeter #79D/WHSg | 2010/09/17 18:22 | edit

No title 

ピーターにそんな事態が起きているのですねー!
それはもちろん公式発表なんですよね(^^;
ブルーナさんのムックも、イラストの付け足し多いですよ。

確かにデザインは色を変えたら全く違う作品になってしまいます。
ブルーナさん、公に「ピンクや紫は好きではない」と言いながら
それらの服を着たnijntjeがヨーロッパで売られています。
今年の講演では、「僕は芸術家なんかではなく、良い仕事をする人」と仰ってました。
気分の変化を理解しつつ、作家の意思を尊重できるのがファンだと思うし、自分の範疇内で良い関係を保つのが大人かもと思います。

日本の55ミッフィー展は日本人らしくお祭りみたいです。(^^;

URL | おれんじみひ&みのりん #79D/WHSg | 2010/09/17 18:55 | edit

No title 

おお、ラピータさんのブログにミッフィーちゃんが!嬉しいです。
私はポターさんの描かれた絵も好きですし、ブルーナさんの描かれた絵も好きなのですが、このお二方の絵は、ラピータさんもおっしゃるように、本当に対称的ですね。「デザイナー」と「画家」の違いか・・・・・・なるほどな、と思いました。

ピンクのミッフィー、私は最初は少し抵抗がありました。「本当にブルーナさん、こういうの承諾したのかな」とも思いました。
最近は、いいかなと思うようになりましたが。

URL | juri #79D/WHSg | 2010/09/17 21:01 | edit

No title 

>みのりんさん
前にブログにも書いたのですが、一番ありえなかったことが
ピーターに肉球を描かれたことです。
これはいくらなんでも怒りが頂点だったけど、大人だからおとなしくしてました。
作家の意思を尊重し、自分の範疇内で処理して大人の関係を築けば丸くおさまりますね。
グッズ製作者の方に作者の作品に対する思い入れがもっと届けばいいなと思うことがありますけれどもね。

>juriさん
ミッフィー展に誘ってもらって、ブログに掲載するか迷ったんだけど、
日本では人気を二分するキャラクターですから、やはり掲載したいなーって。
今回は同じうさぎでもどうしてこうも違うのかがよく分かってよかったです。
ピンクのミッフィー、驚きました!
グッズですと色々な色を選べた方が選択肢が広がって良いのかな?

URL | rabbitpeter #79D/WHSg | 2010/09/17 21:46 | edit

No title 

ピーターに肉球!すみません、知りませんでした。(>_<)
以前ピーターラビット展で見た、外国の偽物は
偽物なりに本家へのリスペクトが感じられましたものでしたが。。
日本ではファン=消費者と見られるのが好きではないので、私はオランダへ通っています。
ブルーナさんからお仕事への思い入れを直に聞いたら、いつまでも元気で愛されて欲しいなーと思います。

URL | おれんじみひ&みのりん #79D/WHSg | 2010/09/17 22:20 | edit

No title 

>みのりんさん
ピーターもファンに飽きられないため、さらに次の世代へと継承されるため
色々とやるべきこと、できることを、作者の意思を尊重しながら行動されていることと思いますが、
時には間違いも起きてしまって悲しい思いがこみあげます。
みのりんさんのおっしゃる通り、日本はファン=消費者と見られている部分が多分にあるのでしょうね。
ピーターの肉球の記事はこちらです。
http://rapeter.exblog.jp/12162557

そういえば、編み物するのに人差し指が伸びていたミッフィーちゃんも可愛かったです!!

URL | rabbitpeter #79D/WHSg | 2010/09/18 10:29 | edit

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