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ラピータの部屋「今日のひとこと」

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの愛好家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。

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毛球症予防に油性の緩下剤「ラビット・ヘアボール・リリーフ」 

 あいかわらず毛繕いが完璧なアイコは、私がブラッシング用のコームを持ち出し、ブラッシングしようとするのをあきれ視線で見つめつつ、「勝手にすれば」とでも言うように大人しくされるがままですが、まったく抜け毛がありません。

 「アイちゃん、きれいきれいしましょうね」とつぶやくも、「ふんっ、失礼しちゃうわね。いつでも完璧よ」と会話ができたらこんな答えが返ってくることでしょう。

 うさぎの換毛は、体全体をおおっている被毛が季節の気温変化に対応するため、抜け替わることをいいます。うさぎの被毛は2種類あり、皮膚に密着してはえている下毛(アンダーコート)と、体全体を覆っている上毛(ガードヘアー)の2種類。これらの毛が抜け替わることにより、ウサギは夏の暑さ、冬の寒さに対応できる体づくりをします。

 気温の変化を感じると、まず自律神経が刺激され「お~い、そろそろ準備始めるぞ~」と皮膚の内分泌腺の働きが活発になります。その間、肝臓では新しい血液をどんどん皮膚細胞に送り込み、皮膚の活性を促します。こうして今まではえていた被毛の毛根がはがれ新しい被毛へと生まれ変わります。

 これも個体差あるのですが、アイコは特に毛繕いが大好きで、丹念に丁寧におこうなうため、このような換毛期においても、抜け毛がほとんど見当たらないのです。ということは、抜け落ちるはずの毛が体内でたまっている可能性があるということです。毛球症は、体内にとりこまれた被毛が胃で消化されずにボールのようにまとまり、胃を圧迫し、食欲減退、糞量の減少、便秘、元気喪失、体重減少など様々な症状となってあらわれます。

 毛球症予防には、抜け落ちる毛が体内に入る前に取り除くブラッシング、高繊維質の食事、消化酵素の給餌、そしてタイトルにある油性の緩下剤。

 ブラッシングについては、先に書いた通り。アイコの方が1枚も2枚も上手です。そして高繊維質の食事は、もちろん牧草。うさぎは消化器官を常に働かせておくことで健康を維持しているので、高栄養なものを与えるよりは、牧草のようにたくさん摂取することで栄養を補う方がうさぎに適した食事内容となります。

 アイコは、牧草の好き嫌いが少なく、チモシー1番刈りを一日約50~60グラム、APDチモシー・ゴールドは高級なためにほんのひと握り。食べる量としては中の上あたりではないかと、先代うさぎのぐぅと比較すると軽く2倍は食べています。

 消化酵素は、パイナップルに含まれるブロメラインと、パパイヤに含まれるパパイン。どちらもタンパク質分解酵素で、毛球を溶かすのではなく、ボール状となった毛球にからまったタンパク質を分解することで、腸への通りを良くするという効果が期待できるもの。アイコは、生パイナップルをおやつに一日3回、乾燥天然青パパイヤを一日1回食べさせています。

 ここまでは具合が悪くなる前までも予防として給餌していたのですが、今回のようなことになり不十分だったことが判明。毛繕いが上手な子にはさらに緩下剤も必要なようです。

 そこでアイコが回復した次の日から、油性の緩下剤を飲ませ始めました。これは、毛球症対策として病院でも処方される鉱油を主な成分とする「ラキサトーン」と、「ペトロモルト」の2種類が有名で、元々は猫の毛球症予防ですがうさぎにも同効果を期待されていました。

 「ラビット・ヘアボール・リリーフ」は、その名の通りうさぎ専用です。主成分も鉱油の石油系精製品ではなく、植物油(小麦胚芽油、大豆油)を使用しています。といっても油は油。油を飲ませて良いものか悩みました。その前にアイコは嫌がって飲んでくれないかもしれない。飲ませるといっても、ジェル状なので舐めるが正解ですが。
 案の定、お皿にチューブから出して舐めさせてみましたが、匂いかいで知らん振り。

 「私の食べるものじゃないわ」Fromアイコ

 こうなることは予想していたので、イチゴにまぶしてあげることにしました。



 それがこの動画です。イチゴの甘い匂いにつられてパクッと食べてくれますが、かなり警戒されてますが、なんとか食べてくれます(^^; 食べ終わった後は、「いいこ、いいこねぇ~」と誉め称えます。



 それから、もうひとつ大切なことは、水分をしっかり摂取するということ。脱水症状の腸内では、油性の緩下剤を使用することにより消化器官内で油膜ができ、栄養成分や水分吸収を妨げるという逆効果もあり得るため、これを使用した際は一緒に水分を摂取させることも重要となります。

 アイコは、夏は昼間40~50cc、夜間80cc、計120~130ccの水分を摂取してくれますが、冬は昼10~20cc、夜間80cc、計90~100ccとなります。そこで緩下剤は、夜間に飲ませることにしています。しっかり水分を摂取して、お腹にたまった被毛をコロコロにして外に出してちょうだいね。がんばれ、がんばれ、アイコ!

 イチゴにまぶして緩下剤をあげる際、気になる点はまた機会があれば記載します。それから、アイコの水が色付きなのは、ママが毎日飲んでるアセロラジュースを香りづけに入れてます。ただの水より香り付きの方が、水を好きになってくれるかと期待したのですが、想像以上にこの水が気に入ったらしく、ジュースが切れたら水を飲まないというやっかいなことにもなってます(^^;

緩下剤の注意点や、処方箋のいらない補助的手段など、毛球症だけが原因ではない、うさぎがよく陥りやすい疾患「胃腸内容うっ滞」については、こちらを参照してください。

 胃腸内容うっ滞 物言わぬ殺し屋 改訂版翻訳
 http://www.nurs.or.jp/~usagi/GIStasisJ.html
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Posted on 2011/02/24 Thu. 13:04 [edit]

category: うさ疾病

TB: 0    CM: 4

24

コメント

No title 

アイコちゃん元気になって本当によかった。
アセロラジュースを混ぜたお水もたくさんのんでましたね。
きれい好きな子は気をつけてあげないといけないんですね。。
季節の変わり目が一番おなか痛いになりやすと思います。
こむぎはヘアボールリムーバーが大好きで喜んでなめてくれます。
食いしん坊がお役立ちなのはこういったときかな。笑

URL | こむぎママ #79D/WHSg | 2011/02/28 15:43 | edit

No title 

>こむぎママさん
私もまさかと思ったのですが、ブラッシングしても抜け毛がないし、
でも換毛期の時期だしと、胃の痛みがひどかったからこれからは予防に努めます。
こむぎくんも、ちゃんと予防しているのね。えらい、えらい!!
食いしん坊なところもぐぅにそっくりなのね(笑)

URL | rabbitpeter #79D/WHSg | 2011/02/28 16:18 | edit

No title 

アイコちゃん、良くなってよかったですね。
アイコちゃんは、毛が生えかわる時期に、毛づくろいを一生懸命やるので、口の中に、自分の抜けた毛がいっぱい入ってしまう・・・・・・ということですよね。アイコちゃんに「毛は口から出してね」なんて言っても分からないでしょうからね。
緩下剤をイチゴと一緒に摂取してくれるようになって、良かったですね。

URL | juri #79D/WHSg | 2011/02/28 21:51 | edit

No title 

>juriさん
1週間前の出来事ですが、未だにドキドキしながらアイコの様子をチェックして、
元気を確認して安堵しております。
毛繕い上手な子は換毛期は要注意ですね。
抜け落ちる毛まで毛繕い中に一緒に飲み込んでしまったようです。
換毛期が過ぎると落ち着くとは思うのですが、これからが本番を迎えますから、
ブラッシングで口に入るのを阻止できるといいんですけれどもね。
ご心配おかけしました!

URL | rabbitpeter #79D/WHSg | 2011/02/28 22:02 | edit

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