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ラピータの部屋「今日のひとこと」

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの愛好家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。

アイコのメッセージ 

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<2014年11月28日 亡くなる前日、先生に診察していただくために撮影した写真>

「ママに心配かけたくない」

アイコのメッセージ。残された家族に心配をかけたくない。そのメッセージを先生に伝えて、先生はそれをキャッチして、後日私に伝えてくれました。

アイコは我が家にやってきてからの5年間を思うと、友達にも伝えたことがあるのですが、どこか他人行儀で居候の伯母さんのような存在でした。

「食べるものを準備して、きれいに掃除してくれればいいのよ。あとは自分でできるからほっといて」

「嫌なことは絶対にしないから、ママなんて大嫌い。いーーーだ」

爪切りやブラッシングされるのは大嫌いで、アイコの機嫌が良い時に、ご機嫌とりながら、そして何度も「ごめん、ごめんね」と謝りながら爪を切らしてもらったっけ。
そして「えらい、よくがんばった」と誉めて誉めて、「やれやれ」と肩の荷を降ろす。

たかだかペットのうさぎに何をてこずっているのって、他人はそう思うかもしれないけれど、ペットにあらず女王様でしたから、ご機嫌を損ねるとストライキ、抗議デモ、食べ物いりません、引きこもります。

とにかく気が強い子でした。

6月13日、アイコが危篤状態になってから5か月間、闘病生活に突入しました。

といっても、酸素ハウスが部屋に用意され、先生から処方されるお薬を飲む以外、いたって普通の生活でした。

それどころか、アイコが自由に動き回りやすくするためにカーペットが追加され、行動範囲は闘病前よりも広がり、これまで横移動だけだったのが、椅子の上に飛び上がるという縦移動も加わり、お見舞いに来てくださるる方々が口を揃えて「アイちゃん、元気ね」と目をパチクリするほど、アイコはいつもどんな時も自由うさでした。

そう、アイコは元気でした。

一日一回、排泄時に息苦しくなるのを除いては、とっても元気でした。

息苦しくなるのは、午前中だったり、午後だったり、低気圧が近づく日は一日中しんどうそうでしたが、それ以外は元気に過ごしていました。

私はアイコが息苦しそうになるその時間帯を見逃すまい、そばについてサポートできることはなんでもやろうと必死でした。

でもアイコは息苦しいこともあったけど、淡々とうさぎ生をまっとうしていったのです。

淡々と、

ひたすら頑張るでもなく、あるがままにそのままに、

普通に生きてきた。

それが闘病生活の5か月間であり、私達と一緒に暮らした5年4か月でした。

アイコは淡々と私達と一緒に暮らし、闘病生活も特に苦しいでもなく、「さよなら」とお別れしていったことを先生に伝えてもらうことで、残された家族もまた悲しむ必要もないし、落ち込むことなく、淡々と生きていってほしいと思ったのでしょう。

これが先生から受け取ったアイコのメッセージのすべてです。

「アイコは頑張ってくれた。もっとその頑張りに応えたかった、もっとお世話できたはず」とそう思うと、どうしてもっと早く気づいてやれなかったんだと自分を責めて、痛めつけて、その考えから抜け出せなくなる。

先生は、「あなたが頑張ってアイコのお世話をしたから、そんな風に思うのよ」と、私の心をいたわってくださることを忘れません。

「そっかぁ~わたし頑張ったんだね。自分ではもっとできると思ったけれど十分頑張ったんだ」

先生からアイコのメッセージを受け取り、張りつめてガチガチに固まった悲しみが、淡く優しい気持ちに包まれ、どこか遠くへ飛んでいったような気がします。

時々寂しく思う心はあるものの、心はとても落ち着いています。
終活までしてくれたアイコのおかげですね。ありがとう、アイコ。
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Posted on 2014/12/05 Fri. 15:25 [edit]

category: うさぎ

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コメント

びっくり 

全くアイコちゃんのことを知らずびっくりしております。
様子をうかがうとアイコちゃんらしい最期だったのですね。
苦しい闘病生活を淡々と過ごしてママに心配させないようしていたのでしょうか?
今はただただご冥福をお祈り申し上げます。
可愛いアイコちゃんがお月様に行ってしまい寂しくなりました。

URL | こむぎママ #- | 2014/12/06 15:33 | edit

 

アイコちゃん、旅立って行ったのですね。

うさ太郎の時も思いましたが、どんなに手を尽くしても旅立つ日は決まっていて、そこに向けて人もウサギも一生懸命に相手を思いやりながら一緒に泣いて笑って向かって行っていたのかな・・・と。

アイコちゃんは、思い残すことなく逝けたんだと思います。

その上、「悲しくなるのはしかたないけど、あんまり悲しみ過ぎないように」ってメッセージやお薬を置いていってくれるほどのパワーを残して。

まったくあの小さな身体にどんなパワーが秘められていたのか・・・。
今更ながら驚かされます。

悲しいけれど、この悲しみを超えていくこともアイコちゃんと共に。

アイコちゃん、本当に立派でした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

URL | じゅんこ #xSt5e5Q. | 2014/12/07 16:31 | edit

Re: びっくり 

>こむぎママさん

もっとアイコと一緒に暮らしていたかったと強く願っていたのですが、
アイコは私が一人で落ち込まないよう主人がいる週末にお月様へ旅立っていきました。

私の書き方が悪くて、こむぎママさんに誤解を与えてしまったかもしれません。
ごめんなさい。

アイコは、闘病生活となりましたが、その間も苦しかったり、しんどかったりということはなかったそうです。

私から見ればアイコが苦しそう、しんどそうにしている姿を見てしまうと、
もう胸がつかまれるほど、私の方まで苦しくなって、変われるものなら変わってやりたいと思っていました。

でもそんな時でもアイコは特に苦しかった訳ではなく、
ただ淡々と過ごしていたというのが最後のメッセージなんです。
だから何にも心配することなく、最後の最後まで私に対しての思いやり、
心配かけたくないってメッセージを残していきました。

アイコらしいっていうか、そうだったのかって納得する部分もあって。
ママに心配させないようにという部分は、どうだったのかしら?

もしそう思っていてくれたとしたら、
私がアイコのことを守ってあげなきゃって考えていたけれど、
それ以上に深い愛で私のこと見守ってくれていたのはアイコということになりますね。

今頃になってアイコのひとつ、ひとつの行動の意味の深さに感じ入ります。
気づかせてもらえてよかったです。
ありがとうございました。



URL | ラピータ #- | 2014/12/07 21:51 | edit

Re: タイトルなし 

>じゅんこさん

ありがとうございます。
じゅんこさんの言葉が胸に染み入ります。

アイコは思い残すこと何もなく旅立てたと私も今はそう思います。
こむぎママさんのお返事にも書きましたが、
私がアイコのことを守ってあげなきゃって考えていたけれど、
それ以上に深い愛で私のこと見守ってくれていたのはアイコだったんですね。

いつも一番そばにいて私のことを心配してくれて、見守ってくれて、
もっと早くに気づけばよかったと思うけれども、
気づかせてもらえてよかったです。

確かにアイコがいない寂しさはどうしようもありませんが、
でもアイコのことを思うと心が温まります。

本当にありがとうございました。感謝。

URL | ラピータ #- | 2014/12/07 22:04 | edit

 

寒くなりましたね。くれぐれもラピータさん、お体に気を付けてお過ごしくださいね。

ラピータさんがアイコちゃんとご縁のあった日から素晴らしい時間をとおして私も日々楽しませていただけた事に感謝いたします。

URL | ゆうな #- | 2014/12/08 20:34 | edit

Re: タイトルなし 

> ゆうなさん

ご無沙汰してます。
アイコのこと見守ってくださりありがとうございました。
アイコのいない部屋はガランとしているばかりか、
室温まで下がってしまったみたいに感じます。
今更ながらアイコの存在の大きさを感じました。
でもきっと見守ってくれていますものね。
ありがとうございました

URL | ラピータ #- | 2014/12/08 21:31 | edit

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