FC2ブログ

うさぎシンポジウム参加

うさぎ関連イベント
03 /28 2018
うさぎシンポジウム~ウサギの本当を知るために!~
田町ビジョンセンターにて 3月25日開催
18032502.jpg 

うさぎと暮らして、私がうさぎに対してしていたこと、例えば10個の内正解はいくつだったのかな?どこかでうさぎとの接し方を取り違えていたのかもしれない。うさぎシンポジウムに参加してそう思いました。

うさぎにやっていはいけないこと
・うさんぽ(必要なし)
・ハーネスなど洋服を着せる(着せるな)
・抱っこ(ぬいぐるみではない。抱きたかったらぬいぐるみを買え)
・うさぎに与えてはダメという漠然とした情報、逆も然り(きちんとした説明のない情報は怪しいとまず疑え)
・別腹は存在しない(おやつ不要、太らせているのは人間の意識)
・子うさぎにデンプンを与える(絶対与えてはいけない)
・ビタミンC(きちんとした食生活において特に必要なし)
・かじり木(かじり木が必要なのはネズミであってうさぎにあらず)


うさんぽにも連れて行ったことありますし、外に連れ出す時はハーネスも着用しましたし、子うさぎの内に色々なものを食べさせると好き嫌いがなくなると思いデンプンも与えた。うさぎに好かれたくっておやつタイム設けてました。巣箱はかじり木のようにガジガジ噛んでた。やってはいけないことやらせてました。反省です。

うさぎの食べ物に関し、やり玉にあげられたのはトウモロコシ。ある時、突然降ってわいたかのように「うさぎにトウモロコシは危険」という情報が流れだした。これの本当の理由は飼料としてトウモロコシの入手が難しくなったことによる由縁であるとのこと。それにしてもそこに根拠らしきものを無理やり作って危険としてしまい、それらが伝言ゲームでじわじわと拡散し、それによって苦しむ飼い主さんがいらっしゃるというのも事実。信じる方が悪いと片づけられるのでしょうか。やりきれません。

取り違えていたこと
・牧草の与え方(自然界を見習え、入れ物にいれるな)
・アルファルファ牧草の認識(食べてもまったく問題ない)
・宝探し(牧草を食べさせるための工夫)
・遊ばせ方(安全に運動できるような工夫)
・飽き症への付き合い方(飽きさせない工夫をする)

この部分は正解もあり不正解もありますが、我が家ではなんとかクリアーできていたように思います。うさぎの飽き症は、もっと配置替えなど工夫が必要だったなというのが反省点。

うさぎと一緒に暮らす前に、自然界のうさぎは何を食べ、それらをどのようにして食べているか、そして普段どのような場所で行動し、暮らしているのかを考えて、次から次へと発売される飼育関連のグッズや餌を取捨選択する目をもつようにしなければならないと感じました。

何故こんなにも毛球症が多いのか?
不正咬合は何故なくならないのか?

これらの問題は私達が変わらなければなくならない永遠の負の連鎖であることも伝わってきました。

うさぎに可愛さを求める必要がありますか?
ネザーランド・ドワーフ、ホーランド・ロップ、この愛くるしい可愛い顔つきが、すべての歯が一生伸びる常生歯であるがゆえの習性を苦しめているのです。本来の細長いうさぎらしい顔つきに戻してあげなければ、顔が詰まった今のままではこのリスクはいつまでたってもなくなりません。

このことをうさぎシンポジウムで講演してくださった先生は、はっきりと断言してくださいました。プロの立場ある方がこうして態度をきちんと示してくださり「ありがたや~」と拝みたくなる気持ちでした。私もまったく同じ考えだからです。

ペレットに関しても「ハードペレットは歯を欠けさせる」とおしゃっていただきました。何故「ハードペレット」をメーカーやショップが勧めるのか、そこには売りたいというからくりが存在するからなんですね。消費者の私達を惑わすメッセージがそこかしこに存在していて、うさぎの飽き症も相まって、飼い主は次から次へと購入してしまう。何が正しくて、間違っているかも理解する暇もなくです。

もう一言だけ付け加えさせていただくなら、不正咬合だった我が家のうさぎに「耳たぶより硬いものはうさぎに決して食べさせてはいけない」と、獣医師の先生にそう厳しく言われていました。

毛球症!
どんなに気を付けていても突然何も食べなくなり、みるみるうちに具合が悪くなっていく。うさぎにとって一番恐ろしい病気です。毛球症を根絶するために、もっと真剣に草を食べさせなくてはいけないといううさぎの特殊な消化能力について説明してくださいました。

難しい説明は先生の講演を聞いてください。まず草を食べることで胃腸の運動を刺激される。理解していたつもりでも改めてこうはっきりとおしゃっていただくと、草の重要性を改めて思い知りました。「うちの子牧草の食べが悪くて」というのは、すでに「毛球症」という階段を一歩登ったことになるのだから。

柔らかいものだけを食べていたら胃に消化物がたまる一方で腸が働かない。糞が小さくなり、やがて何も食べられなくなる。うさぎはその瞬間まで具合が悪いのを隠す習性があり、これは弱いところを見せたら捕まって食べられる動物であるため。最後の最後まで元気である姿を見せることが本能であり、飼い主に「ちょっと具合が悪いからかまって」などの弱い姿を見せることはしない。

「捕まる」=「死」という方程式は、うさぎが持って生まれた本能として体に刻みこまれていて、抱っこも然り。「抱かれる」=「捕まる」だから。でも、病気になったら病院に連れて行かなくてはいけないし、抱っこしないで爪切りは難しい。してはいけないと分かっていても難しい局面もあります。

運動!
運動も腸の動きを促すためには重要なポイントで、自然界のうさぎがどのような行動をとっているかを考えれば、それをリビングルームに置き換えるのは不可能にも近いですが、うさぎと暮らしている以上はやらなければいけません。「ケージの中にロフトを設置はとんでものない勘違い」とこの場でもはっきり解説されていました。

まずはケージの大きさが問題。うさぎ用のケージはうさぎの体のサイズに合っていません。うさぎが立ち上がった際に耳が天井につかないこと。それから体を伸ばすと3倍の大きさになるその体を伸ばすスペースは確保できているかと考えると、一般のうさぎ用では小さすぎます。そこにトイレを置き、運動のためと称してロフトやトンネルをぶら下げいると行為、絶対的なスペースが足りない中でさらにスペースを狭くし、怪我を生む環境を作っているのです。これらはうさぎが怪我をする前に速やかに撤去しなくてはいけません。

まずはケージの広さを確保しつつ、リビングの一部をうさぎの運動用に開放し、そこにあるものを最大限利用し、うさぎの棲家である草原や丘をイメージして作っていけばいいんです。飽き症のうさぎですから、運動するのをやめたらレイアウトを代えればいいというお話でした。

広いケージといえば我が家も大型犬のケージを利用していました。年をとるにつれ運動量が減ったのは老化と考えていたのですが、レイアウトを代えてあげたら飽きずに運動してくれたのかもしれません。

うさぎの国、英国においても日本のうさぎはどうして毛球症がこれほどまでに多いのか疑問視されているという報告もありました。どうしても何も牧草食べてくれないんだものね。まずは牧草、そしてペレット、おやつはあげない、サプリメント、野菜、水、これが草食ペットのための安全な食事として英国ではスタンダードになっているそうです。

ペレットの大好きな子は、牧草の中にペレットを隠して宝探しゲームのようにすればよいというアドバイスもありましたが、器用なうさぎはペレットだけ探しあてるですよね。私は牧草が届いたら小袋に分け、新鮮な匂いを封じ込めて保管していました。草の美味しそうな香りがすれば、うさぎは食べてくれます。

毛球症を恐れる前に、牧草さえ毎日しっかりと食べ放題で食べてくれさえすれば恐れる病気ではないってことが確信できてそれは良かったと思います。自然界でうさぎはどのようにして草を食べているか考え、もったいないけど牧草を敷き詰めた場所を作ってみるとかのアイデアもありました。

長くなりましたが、機会がありましたらぜひプロのご意見をお聞きになってください。参考になることばかりだと思います。

先生の最後のまとめとして、
・うさぎはうさぎ
・擬人化しない
・犬や猫と違う
・動物が自然界でどう暮らしているか考えましょう。

うさぎシンポジウム講演、
有限会社メディマル代表、上田健司先生の「飼いウサギの基礎」より

大型犬用ケージの4分の1にトイレを設置し、トイレの前の4分の1に牧草を敷き詰めていました。牧草ホリホリするものだから、あちこちに牧草が散らばり掃除が大変でしたが、ポリポリ音を立てて食べる姿を見るのが好きでした(2011年の写真)
18032501.jpg 

関連記事

コメント

非公開コメント

ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの愛好家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
ブログに掲載している写真はすべて転載禁止です。