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週刊朝日3/4増大号に「卯年に「捨てうさぎ」の悲劇」の記事掲載

書籍&映画
02 /24 2011
 週刊朝日 3/4増大号 2011 P131-133「卯年に「捨てうさぎ」の悲劇」の記事が掲載されました。

 2011年うさぎ年を迎えてから「捨てうさぎ」について、各大手新聞が記事にして紹介されていましたが、3ページの誌面を割いて掲載されているためか、とても良くまとまり伝わってくるものが大きく感じました。

 どうしてうさぎは遺棄されてしまうのか?そこには、うさぎを遺棄する人間の身勝手さの中に潜む「飽きっぽさ」や「売り手側による説明の安易さ」があるという点。遺棄されたうさぎたちが、遺棄された場所でどのような現実に直面するか、また脅威の繁殖力により生態系を乱す、自然環境破壊という問題点も。

 うさぎの生態を紹介することで、売り手側が「飼いやすい」とする点のひとつ、ひとつを「そうとは限らない」と分かりやすく解説する獣医師の言葉。

 捨てうさぎ問題以外にも、気になる「学校飼育動物のうさぎ飼育問題」について、どのような問題点が潜んでいるかを列挙されていました。

 私がうさぎ好きなことを知っている人は、うさぎの話題として学校飼育のうさぎについてお話してくださる方もいらっしゃるのですが、「可愛い」けれど「近づけない」と言い、その理由は噛まれるからと。実際に噛まれたこともあり、それがトラウマとなって近づけない子も多いそう。

 どうしてうさぎが人間の指を噛むのか、うさぎが凶暴だから?実はそうなじゃないってことを理解なさっている方は少ない。うさぎに対する人間のおこないが、うさぎを凶暴化させているだけ。ちゃんと愛情を持って接すれば、うさぎは絶対に人間を噛まない。すべては人間側の接し方、おこないの問題。

 誌面の終わりに書かれた言葉が頭から離れない。

 「~ そもそも人間は動物に一方的に癒しを求めますが、動物も人に癒され、喜びとパワーを得ます。互いが幸福でなければ動物と過ごす意味はないと思います

 一方的な愛は存在しない。愛し、愛されてこそ、気持ちが通じる、分かりあえる。そこに笑顔が生まれる。うさぎさんだってよく見れば表情豊かに、笑っているようなそんな顔さえ見えますでしょう。飼い主さんの愛がうさぎさんに伝わっているってことですよね。

 「これからうさぎと暮らそうとしているあなたへ」
  http://www.himetaro.net/saito/rabbit.html
  文: Ayako Imai イラスト: ヒメタロー

 もう随分前にネットで大変話題になった「これからうさぎと暮らそうとしているあなたへ」。友人がイラストの作者の方にお願いして再び掲載していただいたそうです。これを読んで、うさぎって想像以上にデリケートで、病気にもかかりやすいってことを理解してもらえればと思います。そしてすべて理解したうえで、愛情持ってうさぎに接してもらえば、きっと素晴らしい関係が築けると信じてます。うさぎって本当に魅力的でかけがえのない存在になってくれますから。
 

映画「アリス・イン・ワンダーランド」

書籍&映画
04 /21 2010
 映画「アリス・イン・ワンダーランド」を観賞するお茶会を開催。大人気の映画ということで、二日前に座席をオンラインで予約。当日劇場に設置してある外部端末に予約番号を入力すると、自動で映画券が発券できるシステムで、確実にその上映時間に観たい場合には便利かも。

 映画は、ルイス・キャロルの名作「不思議な国のアリス」「鏡の国のアリス」で誕生したヒロイン、アリスが19歳となり、再びワンダーランドへと導かれるストーリー。

 アリスをワンダーランドへ連れてくる重要な役目を担うのは、もちろん白うさぎ。この白うさぎがとてもキュートで、ちょこまかとした動きといい、表情といい、どれも最高に可愛かった!!血を見ると気絶する気弱な一面もありながら、恐怖で国を支配する赤の女王から、その国の将来が描かれた予言書、オラキュラムを奪回するため活躍します。

 映画は、「不思議な国のアリス」「鏡の国のアリス」のふたつの原作に共通する、とんちんかんな噛み合わない会話と、おかしな不思議な世界は見事に再現されています。もちろん、原作を読んでいなくても十分ストーリーを楽しめる構成になっていました。しかし、「不思議な国のアリス」だけでも読んでおくと、いつまでたっても終わらないお茶会のシーンや、アリスがワンダーランドへたどりついた時に発する「わたしの夢よ」というキーワードが、すんなりと意味が伝わってきてさらに楽しめるはず。

 そう、これはアリスの夢のはずだった原作が、映画ではちょっと違う。そこはワンダーランドではなく、○○○ーランドだった?!白うさぎに連れて来てもらわなくちゃいけないけど、私達も白うさぎに出会ったら、もしかしたらそこへたどりつくことができるかも。。。そんな予感を感じさせるとても楽しめる内容でした。みなさんも映画館でぜひご覧くださいね。

 ところで、私が書いたピーターラビット公認ファンサイトの次回のコラムは、「ビアトリクス・ポターが描いた『不思議な国のアリス』の挿絵」というタイトルでお届けいたします。どうぞそちらもお楽しみに!!

 ピーターラビット公認ファンサイト
 http://www.peterrabbitclub.jp/

映画「かいじゅうたちのいるところ」

書籍&映画
01 /23 2010
 映画「かいじゅうたちのいるところ」 パンフレットの表紙

 今日は、映画「かいじゅうたちのいるところ」日本語吹替え版を観ました。

 昨年末に開催された、児童文学研究者である吉田新一先生の講演で、この映画について触れていらっしゃいましたが、モーリス・センダックの名作絵本「Where The Wild Things Are(日本語版:かいじゅうたちのいるところ)」を実写映画化したものです。

 1963年に出版されたこの絵本は、全世界で2000万部を超える作品で、現在もなおベストセラーでありつづけるという名作絵本です。ですが、内容はとてもシンプルで、あっという間に読み終え、子供が暴れてかいじゅうたちのいるところに行き、そしてまた戻ってくる。ただそれだけの内容なのですが、そこに込められている意味は深く、誰もが子供時代に体験したことのある、そういったことが映画でより明確に伝わってくるかと思います。

 吉田先生も映画を理解するためのヒントとして、

 「注目してもらいたいのは、「The night Max wore his wolf suit and made mischief of one kind.」の「The」です。何故、主人公のMaxは、かいじゅうの格好をして、いたずらをして、食事抜きの寝室おくりになったのかというのが、この「The」によくあらわれているためです。」

 と解説してくださいましたが、

 この「The」というのは、ある特定の日を指したものであり、映画ではより分かりやすく設定されていました。その特定の日が映画の冒頭のシーン、主人公マックスの姉、そして母親のマックスに対する態度や接し方、これらがマックスの心のなかで「ぼくは悪くないのにどうして?」と、心のなかで何かが爆発し、マックスはかいじゅうたちのいるところにたどりつくのです。

 かいじゅうたちは、心の闇にひそむ感情を表現し、マックスはそれらに立ち向かい、挫折し、妥協し、そして成長し、再び家に戻っていくのです。

 これらのプロセス(マックスの行動や発言)が、もどかしくて、でもこのもどかしさは自分にぴったり当てはまるからだということに最後に気づかされるのです。かいじゅうの島を離れる際に発する雄たけびは、どうしても何か伝えたい、けれども口では上手く説明できない、そんな気持ちの表れだと思いました。

 私も心のなかで何かが爆発すること多々あります。そんな瞬間、口から自然に出ているのは、大きなため息であることが多いようです。自分では意識していないのですが、私がため息をつくと、よくそれを主人に真似されるので、あぁ、ため息をついてたんだと、気づかされるのです。

 自分の弱さを克服して始めて、人を思いやれる気持ちが生まれる。

 主人公のマックスも、自分に振り向いてくれない母や姉を思いやる気持ちが、ちょっぴり成長したことで生まれていく。

 モーリス・センダックがこの絵本に込めた思いは、実写化されたこの映画によりさらに多くの人々に伝わっていくことでしょう。パンフレットに掲載されたセンダックの言葉が、そのことを物語っています。

 「ジョーンズ監督と、彼が作ったこの映画に絶賛を惜しまない。原作の本質を受け継ぎながらも、その世界を豊に膨らませ、確固たるオリジナリティを打ち立てた本物の1作。絵本も、映画も、私はどちらも大好きだ」
 映画「かいじゅうたちのいるところ」パンフレットより

 この映画は、最初子供たちも楽しめる映画と思っていたのですが、内容は大人向きで、友人の4歳になるお子様は「怖い、怖い」と、かいじゅうのシーンはかなり怖がっていたようです。確かにこのかいじゅうたちは、強烈な個性を持ち、それぞれが交わることのない性格同士のものが、ひとつの島のなかで孤独と寂しさに打ち勝ちながら共存するのですから、そのへんてこりんな関係のなかで、主人公マックスは王様でなければならない。自分自身の心のなかですものね。

 心のなかの世界って、こんな表現方法があるのですよね。小さなお子様にとっては、強烈な個性をもったかいじゅうが、画面いっぱいに暴れまわるのだから怖くて当然です。

 もうひとつ、かいじゅうたちのいる島にたどりつくには、小さな船に乗り、大海原をただよわなければならないシーンが、心の闇につかまるとなかなか抜け出せないそんな気持ちを表すのにぴったりだとも思いました。

 嫌なことがあると、心のなかに住むかいじゅうたちが解決方法を与えるきっかけを作ってくれる、そんな風に思うとちょっぴり心強くなれますね。2010年、なんだか映画で元気を与えてもらいました。このきっかけを作ってくださった吉田先生の講演会に参加することができ本当によかったです。

映画「アバター」

書籍&映画
12 /26 2009
 3Dの話題映画「アバター」を観ました。

 映画「アバター」公式サイト
 http://movies.foxjapan.com/avatar/

 今までの飛び出る3Dと違い、映像の奥行きが広がる3Dのため、映像の世界に観客が飛び込むような間隔で観られるという宣伝でしたが、まず3D用の液晶シャッター内蔵メガネが重い上に、厚みもあるため自分の眼鏡の上からかけられない(鼻が低いせいもありますが。。。)、さらにグラスに色がついているためスクリーンの映像が暗く映るのも気になります。

 いよいよ本編が始まり、主人公が惑星パンドラに到着するまでの間は、3D用のメガネをあーでもない、こーでもないといじってばかり。なかなか映像に集中できません。

 映画のストーリーは、CMなどで放映されているダイジェスト版そのもので、宮崎駿監督の「もののけ姫」のような展開です。ストーリーうんぬんよりも、惑星パンドラの美しい世界にひたり、その不思議な景色を楽しんでいる内に、どんどんストーリーに惹きこまれていきました。

 私が一番感動的だった景色は、惑星パンドラに訪れる夜、夜光植物がそれぞれの光を放つ景色でした。特に藤のような花が白く光るマザーツリーの森が幻想的で、アバターという映画のタイトルどおり、映画を見ている自分までもがアバターとして映像の中を歩いているかのような感覚にとらわれるほど感動的な景色です。

 だからこそ、これらの景色がいとも簡単に破壊された時、思わず感情移入が激しくなって、「やめてー」と叫びだしたくなるほどでした。3Dの映像の迫力がそうさせたのかもしれませんね。

 とにもかくにも、話題の3D映画、ご覧になってみてはいかがでしょうか?3D元年の幕開けとなる映画であることは間違いないでしょうね。

「うさぎと一生暮らす本」

書籍&映画
11 /20 2009
 お迎えから介護まで・・・「うさぎと一生暮らす本」 うさぎと暮らす編集部(編) マガジンランド(刊) 2009年12月

 こちらは、「うさぎと暮らす」の創刊号から最新の33号までに掲載された記事を、編集部の手により1冊の本にまとめられたものです。

 テーマは、まさにうさぎの一生。

 うさぎを我が家に迎え入れるその心構えに始まり、お迎えの準備、気をつけなければならないこと、食事はどうすればいいか、快適な環境生活とは、、、

 考えてみれば、あれも、これも、全力投球で書き上げた記事ばかりです。

 編集部とは、意見の食い違いもあり、途中降板、リタイヤしてしまいましたが、改めて読み返すと、うさぎと一生仲良く楽しく健康に暮らしてもらうためには、私達飼い主はどう接してあげればいいかというのを常に考えていた日々だったなぁ~と。

 残念ながら、「うさぎと暮らす」のバックナンバーは、既に入手不可の号もあるそうで、そんな入手不可の号も欲しいとおしゃってくださる方もいらっしゃるとか。そんな希望をかなえるためにも企画されたそうです。

 ただひとつ残念だったのは、「うさぎと暮らす」といえば、ぺこちん先生!!要所、要所で、ぺこちん先生にご登場いただき、ありがたいひと言を私達に伝えてくれていたら、誌面がより一層引き締まったことでしょうにねぇ~。

 ぺこちん先生の授業のなかで、うさぎの理想の小屋とは?の問いに、「うさぎが伸びた状態x3」という回答が出された時は、思わず落第だわ!!とショックを受けたことが。その後、大型犬用のサークルケージに変更しましたもの。 

映画「マイケル・ジャクソン This is it!」

書籍&映画
10 /30 2009
 「ピーターパン」
 いつまでも少年の心をもっている。。。

 スクリーンに映り出される素のマイケル・ジャクソンは、少年のようにシャイで、謙虚で、それでいて楽曲に対するこだわりは、決して譲歩することはない。常にライブ会場にかけつけた多くのファンの目線をどのようにして惹きつけ、釘つけにし、楽しませるか、それを可能とするためには、ダンサー、ミュージシャン、ディレクターに対しても一歩も譲らない。

 「This is it」
 ロンドンで予定されていたマイケル・ジャクソンのファイナル・カーテンコール

 「観客は、非日常を求めやってくる。そんな世界にひきずりこもう」

 そして、最高のパフォーマンスを創りだすために行なわれたリハーサル。

 映画「Michael Jackson's This is it!」は、マイケルとマイケルの意志を引き継いだものたちが一緒に行なう予定だったリハーサルの模様をつむいだドキュメンタリーです。7月にO2アリーナで予定されていた公演、それがどのような規模で、そしてそれに全身全霊を傾け創り上げていく様。

 たった一度でいいから、公演を開催することができていたら。。

 伝説は、そうして語り継がれていくものと分かっていても、そう思わずにはいられない。

 また、マイケルの地球に向けてのメッセージもジーンときた。「Earth Song」で破壊された熱帯雨林の映像が流れ、

 「今すぐ地球に優しくしなければ取り返しのつかない未来が待っている。今すぐなにかをしよう!」 

 私も何かしなければ、そう強く感じた。ぜひご覧ください。

ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの愛好家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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