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開張肢

うさ疾病
07 /28 2009
 アイコちゃんの前足

 ぐぅの前足

 足を投げ出し、リラックスした姿の2枚の写真があります。この写真を見比べても、その違いに気づかないと思いますが、決定的に違うところが1箇所あります。それは、アイコちゃんの前足のつま先には、力が入らず、床に接しないで浮いていることです。

 うさぎは、どんなにリラックスした時でもすぐに逃げ出すことができるように、つま先にギュッと力が入っています。ドテッと横になっていたとしても、前足の爪先にふれると、ギュッと力が入ることはごく当たり前のことで、普段は気にすることもないかもしれません。

 開張肢のうさぎは、足先で体を支えるのでなく、足首や肘で体を支えています。つま先に力が入らないため、写真のように前足を投げ出したままの姿勢を維持するのは難しく、気がつくと前足が約30度ほど横にずるずるとずれていきます。
 赤い矢印の方向に前足の先だけが横にずれます。

 難しいことは分かりませんが、物理学?で表現するなら、力点がつま先でなく、肘にあるため、肘に力が入ることでつま先が広がる、本来のうさぎとは逆になるのが、開張肢の症状です。
 
 原因は、遺伝によるものと考えられていますが、子うさぎの成長期の段階で開張肢であるかどうかという判断は難しく、成長期から体重が安定した頃になってようやく症状に気づく場合がほとんどです。子うさぎは、体重も軽く、動きも活発なため、このような症状にほとんど気がつかないのです。

 開張肢のマッサージは、つま先を意識させるものと、肘を支えにして前足を横ではなく縦に動かすことを意識させるマッサージを中心におこないます。

 幸い、アイコちゃんは、前足のつま先を意識させるマッサージが気に入ったらしく、私がつま先マッサージを始めると、私の指をペロペロなめてくれるのです。「気持ちいい」ってことを私に伝えたいのかな?
 
 ですが、前足を縦に動かすマッサージは、嫌がります。少しなら耐えてくれますが、1度に3回が限界で、それ以上やると足ダンします。こちらは、アイコちゃんいわく「けしからん!」でしょうか?

 開張肢のうさぎは、肩甲骨が変形していると先生に教えていただいたのですが、アイコちゃんも肩甲骨がぐぅの肩甲骨の感触と違い、分厚く、上半身の大きなウェイトを占めているのが分かります。これでは、まだ若いのに四十か五十肩のようなゴツゴツさです。

 きっと相当な負担が肩にのしかかっていたのでしょうね。「肩井(けんせい)」のツボを探すのも苦労するぐらいコリコリでしたが、ようやく肩がスッーとしたような感じです。
 「わたくし、こう見えても苦労してますのよ」Fromアイコ

 迷子うさぎのアイコちゃん、詳細は「迷子うさぎ」からご覧ください。
 http://rapeter.exblog.jp/11545981/
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ラピータ

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