2019年 富士登山2回目 富士宮口五合目から赤岩連絡路を経てわらじ館へ

8月4日は、毎年恒例の日本一過酷な駅伝、秩父宮記念第44回富士登山駅伝競走大会が開催され、この競技に合わせて駅伝コースの途中にあるわらじ館前(標高3090m)で和太鼓の演奏を行うと聞き、取材(わらじ館のホームページ担当のため)を兼ねて行ってきました。

競技は、午前8時に御殿場駅をスタートし、1区から11区までタスキをつなぎます。しかし、出場できるのは1チーム6名までなので、選手は往路と復路の両方を走らなければいけません。

また富士山ですから、普通に登山するだけでも大変なのに、そこを走りぬけ、高山病もなんのその、そこかしこで落石危険の心配しつつ、さらにつまづくだけで怪我をする表面がギザギザの砂礫に、それから一般登山客もいますのでよけながらの競技です。

こんな過酷な競技ですが、その始まりは大正時代だそうで、既に44回と歴史を積み重ねているとはいえ、毎年参加される方はいるのかと思います。しかし全国から100チームを超える選手がエントリーされていて、1か月ぐらい前からコースとなる富士山や、御殿場市内を走るランナーの姿が見られます。

さて私達は午前6時過ぎに富士宮口五合目を出発しました。富士山はこれ以上にない晴天に恵まれました。
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富士宮口五合目 山頂まではっきりと見渡せます。
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雲の上に浮かぶ売店

駅伝競技が行われるのは、御殿場ルートのため、富士宮ルートを八合目まで登って、赤岩連絡路を通って御殿場ルートにあるわらじ館を目指しました。富士宮五合目から八合目までのコースタイムは170分。毎回八合目のひとつ手前の元祖七合目までは、コースタイムで登れるのに、そこから先の高度順応に失敗して、いつもコースタイムより大幅に遅れていました。

しかし、今回は山に体が慣れたのか、八合目手前で登りと下りの登山者がすれ違えず渋滞が発生し、10分以上も立ち往生した部分を除き、ほぼコースタイムで登りました。
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3000m超えたイワツメクサも満開です。私は体がふらつき、酸素缶のお世話に。イワツメクサのように強くなりたい。

富士宮口八合目の池田館のトイレ脇は、通行禁止の看板が出ているのですが、問題なく通行できます。赤岩連絡路という整備された連絡路があり、御殿場ルートに通り抜けできます。ちょうど登りと下りの渋滞が発生する場所ですし、下りの登山者を御殿場ルートに誘導してもらえれば、もう少しスムーズに登山できるようになると思います。
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わらじ館前では、雲海をバッグに和太鼓ユニット「音桜」さんの演奏が始まっていて、その前を次々と選手が通過していきました。

わらじ館の前を通り過ぎたランナーは、最終ランナーが待つ100m先の砂走館へ。どこまでも登り坂が続きます。その模様は動画にて。

高度3000mを超えた場所での和太鼓演奏会は、もしかしたら「音桜」さんが初めての試みかも。実際に演奏をされてみて感想を伺ったところ、「気持ちよかった~」と笑顔で答えてくださいました。

選手の皆さんは、無傷な方がいらっしゃらないのではというぐらい、膝に脱脂綿を貼り付けた方が多く、また顔面が砂礫と血で覆われ分からない状態になっていた方も。でもきっと来年もこの競技に参加されるのでしょうね。本当に過酷な競技です。ですから、応援にも力が入りました。今年は音桜さんの力も借り、和太鼓のリズムに自然と体が動きだし、そして大きな声で「ファイト――」と叫びました。
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力いっぱい応援した後はお腹がすくもので、わらじ館名物あんかけラーメンをいただきました。

この後、音桜さんたちは、わらじ館専用クローラー「わらじ号」にて下山され、スタッフ全員でお見送りしました。また来年の競技開催日も演奏して選手の皆さんを盛り上げてくださいね。

私達は、わらじ館より御殿場ルート名物の大砂走を下山し、途中富士宮ルートへの分かれ道より出発地点の富士宮口五合目に戻りました。
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途中、宝永火口付近で見つけたムラサキモメンヅルが満開でした。

下山は、天気が良いのは嬉しいですが、砂ぼこりが舞い上がり大変でした。大袈裟ではなく、頭から足元まで砂まみれになります。7月と打って変わって、8月は穏やかな日々が続いている富士山!次はいつ登りましょうか?(笑)

和太鼓ユニット「音桜」さんの演奏会については、わらじ館のブログにも記載しましたので、こちらもあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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