北海道を巡る車中泊旅行6日目、博物館「網走監獄」を見学後、旭川まで

道の駅「流氷街道網走」から旭川まで。この日の移動ルートは、天都山→博物館網走監獄→メルヘンの丘→女満別空港→層雲峡「黒岳の湯」→回転寿司「ちょいす」→道の駅「旭川」です。

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主人のリクエストで博物館「網走監獄」に行きました。9時開館で、時間がまだ早かったため網走市内を一望できる天都山(テントザン 標高206m)へ。天都山に「オホーツク流氷館」があり、建物屋上は「天の都 展望テラス」として無料開放されていました。手前が網走市内で、オホーツク海を挟んで向こう側が知床半島。流氷館は、オホーツク海の流氷に住む生き物クリオネが見られる場所で、私はこっちが良かったけど、両方を見る時間はなかったので監獄へ。

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1983年に開館した博物館「網走監獄」(入場料990円)は、旧網走刑務所の歴史駅建物25棟を保存展示する野外博物館です。広い敷地にそれぞれの目的を持った建物があり、そこで囚人たちがどのような生活をしていたのかをリアルな人形と共に展示されていました。

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重要文化財「旧網走監獄 舎房」
現存する木造の建築物として最古のもので、放射状に広がる5棟の舎房は、1912年から72年間使用されたとか。冬はマイナス30度にもなる過酷な地で、ストーブはあるとはいえ建物内でもマイナス6度から7度と極寒だったそうです。

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部屋の広さは6畳で、収容定員は3~5名。壁の格子は「鎧格子」と呼ばれるもので、廊下側から舎房内は見えるけれど、部屋の中から廊下の向こう側の部屋の中は見えないという設計になっています。

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北海道はその昔、ロシア帝国からの脅威にさらされていて、道路を造ることが最重要事項だった時代がありました。そんな時代に網走監獄の囚人たち1200名が網走から旭川までの163kmをわずか8カ月間で完成させ、北海道の発展に大きく貢献されました。この博物館は、そんな歴史を知ることができる場所でもありました。

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食事風景
このような人形があちこちにあり、それがリアルなので目が合ってしまいます。恐ろしいので「お邪魔します」と声かけしながら見学しました。食事に出されるもので自給自足できるものは何でも作ると、米はもちろんのこと、漬物、味噌、醤油もすべて手作りだったそうです。エコな暮らしそのもので、見習うべきことはたくさんありそうです。

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ランチは「監獄食堂」で。こちらは網走刑務所の受刑者が食べている現在のメニュー「監獄食」を再現したものです。米7割、麦3割のご飯に焼き魚、副菜がついた定食(900円)。主人はこれが食べたかったようで、この日はオレンジの囚人服を着たつもりですっかり囚人になりきり、反省しつつ(何を?)一粒、一粒、噛みしめながら食していました。

重いテーマの博物館ですが、博物館である以上大勢の人に来てもらわなければいけませんし、そういう意味では貴重な体験ができると思います。網走に行かれたらぜひご覧ください。

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次に女満別(メマンベツ)にある「メルヘンの丘」へ行きました。誰がそのように呼んだのか小高い丘の上に木がポツン、ポツンと生えていて、手前のジャガイモ畑とのグラデーションがまるで絵画のような北海道らしい映える景色です。

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わざわざ女満別空港に寄ったのは「赤いサイロ」が目的です。どこのお土産ショップにも置いてなくて、空港のショップか、北見にある直営店の清月まで行かないと購入できないようです。2018年のカーリング女子のもぐもぐタイムで全国区で有名になった「赤いサイロ」。チーズ風味のやわらかいケーキで、口の中ですぐにふわっとなくなり、とても美味しかったです。

ここから旭川まで、博物館網走監獄でも紹介されていた囚人たちが開拓した道路をひた走ります。


途中、道の駅「おんねゆ温泉」で世界最大級のハト時計塔のあり、ちょうど午後3時でしたのでからくり時計とセットになったハト時計を見学。高さ19.8m、ハトの翼長2m。北海道はやることもでっかいどーですね。

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奇岩が名所の層雲峡に立ち寄ったのは、この日の日帰り温泉「黒岳の湯(大人600円)」のためでした。層雲峡の温泉街の中心にあるのですが、道が入り組んでいて分かりづらい。何度もグルグル回ってようやく見つけました。お湯は、期待していたほどではなく普通の温泉という感じでしたが、長距離ドライブの疲れは癒されました。

ここで、主人が絶対に行きたいと思っていた回転寿し「トリトン」のことを調べていたら、黒岳の湯のご主人が「なに調べてるの?」と気さくに話しかけてくださり、トリトンの話をしたら、「旭川のトリトンは平日でも1時間待ちで、なかなか食べられない。それだったら、ちょいすに行ったらどう?美味しいよ」と教えてもらいました。地元の人が勧めてくださるのだからとトリトンは諦めちょいすへ。

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午後7時過ぎにお店に到着しましたが、ほとんど待たずに入店でき、うなぎ好きにはたまらない地元のバター乗せや、北海道はやっぱりサーモンと、美味しいネタばかりで大満足でした。

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この日の車中泊は、道の駅「あさひかわ」。ここは旭川市内にあり、市内の便利な場所ということもあり、車中泊車がとても多かったです。7日目は、旭川といえば有名な動物園に行きました。この続きは次の車中泊旅行記にて。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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