中央アルプス駒ケ岳の千畳敷カールへ

2020年の9月の連休に、駒ケ根高原の千畳敷カールに行くため、その玄関口となる菅の台バスセンターに朝7時30分に到着しました。しかし、既に駐車場は満車で、ロープウェイ乗り場行きのバスは3時間半待ち、ロープウェイも1時間以上待たなければ乗車できないと係の方に説明され、その時は打つ手なしと行くのを諦めました。

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そして、心残りだったツケを晴らすべく、晴天の予報が出ていた10月の初め、再び千畳敷カールへ行ってきました。昨年の経験を活かして、前日の午後5時過ぎに菅の台バスセンターの駐車場(300台)へ到着しました。駐車場はそこそこ埋まっていたものの余裕で停車でき、翌朝は何時に起きたらいいのか思案するため、駐車場の入口にある切符売り場へ。

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バス・ロープウェイ切符売場
菅の台バスセンターから、ロープウェイの発着駅しらび平駅までバスで片道30分(往復1660円)、しらび平駅からロープウェイで千畳敷駅まで片道7分30秒(往復2540円)。千畳敷までの運賃は往復で4200円。

切符売場は閉まっていましたが、乗車券の販売開始時刻は朝5時45分よりと案内がありました。近くにいた係の人に明日は何時頃並べばいいか聞いてみましたら、「紅葉の時期なので平日でもお客さんが多いからねぇ~」とのこと。これは朝4時起きか!?
駐車場に到着したその日は、駐車場内で車中泊しました。トイレは24時間使用可能ですが、洋式トイレはひとつしかなく、あまり贅沢は言えませんが綺麗ではなかったです。

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お風呂は、駐車場から徒歩10分以内に早太郎温泉「こまくさの湯」(700円)があります。熱すぎず丁度良い湯加減で気持ち良かったです。

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夕食は、コンビニで調達したお好み焼きです。なんと!またうさ吉号がカスタマイズされました。これまで車内で食べる用のテーブルがなかったのですが、運転席と助手席の間に、ピタッと収まるテーブルが完成しました。それから車内灯は暗いし、バッテリーも使用するので、明るいライトが欲しいとリクエストしておいたら、LEDの照明、マグネットシートでつけてくれたので、ものすごく明るくなり快適です。これで車内で仕事するのも楽になりそう。

このテーブルの作り方は、主人のブログに詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。
みんから「nishikaze3776のページ」のエブリイワゴン整備手帳のページ。

さて、次の日の朝4時過ぎに起きてチケット売り場を確認したら、まだそれほど並んでいなかったのですが、4時半頃、トイレに行って戻ってくると列が伸び始め、慌てて並び始めました。私達が並び始めてからものの数分で、行列はさらに伸び、伸びに伸びて、後列は広い駐車場の奥の方まで続いていました。もちろん駐車場も満車で、6時過ぎにやってきた車は入れず、臨時駐車場に案内されていたみたいでした。私達は昨年、臨時駐車場にすら入れませんでしたが。

チケット売り場は、5時45分営業開始とありましたが、15分も早く販売が始まり、ちょうど1時間並んだ時点でチケットが購入できました。私はてっきりチケットを購入すれば、バスの発車と同時に乗車できると思ったのですが、何か勝手が違うような嫌な予感がして、売り場の方に尋ねました。

私「このチケットで朝一番のバスに乗れるのですか?」
係の人「はい!バス乗り場にお並びください。既に行列が長くなってるので、一番は無理かと思われますが。。。」

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バス停からもうひとつの行列ができていました。チケットを購入したら、支度を整えて、もう一度バスに乗るために並びます。写真は、手前がバス乗り場の行列で、奥の方にチケットを求める方の行列です。それでも私達は運が良かったのか、6時半のバスに乗車することができました。バスは30分かけて一般車両通行禁止のすれ違いが難しい細い道をくねくねと登ります。

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ロープウェイ
7時にロープウェイ乗り場のしらび平駅に到着。7時15分には千畳敷カール駅に到着しました。ホテル千畳敷は、ロープウェイの終点となる千畳敷駅(標高2612m)の建物内にあります。ホテルは断崖絶壁の上に建ち、目の前は雲海を、反対側は千畳敷カールの絶景を、夜は満天の星空を楽しめます。

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駒ケ岳神社
千畳敷駅の目の前に駒ケ岳神社があり、登山の無事を祈った後、

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ホテルのフロントで御朱印を拝受しました(書き置き 500円 8時過ぎから受付開始)。アマビエの印入り。

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駒ケ岳神社から緩やかな遊歩道が続いていて、約45分で1周できます。写真は美しい草紅葉と遊歩道を散策されている方々。

私達も千畳敷遊歩道を通って、八丁坂から乗越浄土へ、さらにその先の中岳(標高2925m)までハイキングしました。遊歩道だけなら観光気分で楽しめますが、八丁坂から先へ行く場合は登山靴や雨具などの装備が必要で、また登山計画書も提出しなければいけません。これは事前に準備しておいたので、千畳敷駅の出口のポストに投函しておきました。

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八丁坂登山口
中央アルプスの最高峰、駒ケ岳までのハイキングコースは初心者向けと聞いていたのですが、最近運動不足だったので、登れるかしらと不安にかられつつ、一歩ずつ前に進みます。

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八丁坂から乗越浄土までは、急勾配できつかった。それでもコースタイムの40分で登れました。

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乗越浄土からニョキニョキと岩がそびえる、はるか向こうに南アルプス連峰が、そしてその先に富士山が見えました。

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乗越浄土からその先の中岳までは20分ほど。晴天に恵まれ、山並みをバッグに絶景が広がります。

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中岳山頂に到着。

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中岳まで登ると、今度は少し下って駒ケ岳頂上山荘の前にテント場があり、さらにその先に中央アルプスの最高峰、標高2956mの木曽駒ケ岳が見えます。私達は次の日もあるので、中岳で引き返しましたが、中岳から木曽駒ケ岳までのコースタイムは40分で、体力さえあれば楽しい日帰りハイキングコースです。私よりもはるかに年配の方が、スイスイ登られる姿を拝見すると、自分もまだまだ頑張らなくてはと勇気づけられます。

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木曽駒ケ岳の左横に見えるのは、2014年9月27日に噴火した標高3067mの御嶽山です。私達同様に紅葉を楽しみに登山された方が、あの日あの時登山していたがために噴火に巻き込まれ、生死を分けることになりました。楽しい一日になるはずだったのに、そう思うと手を合わせずにはいられませんでした。御嶽山は、あれ以来噴火の兆候も見られず、現在9合目まで登山可能だそうです。

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ランチは、乗越浄土にある宝剣山荘でビーフシチューセット(1000円)にしました。朝4時起きして頑張って登ったご褒美のようで、とても美味しかったです。

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八丁坂からの景色
八丁坂の上りもきつかったけれども、下り時も足が滑りやすくてかなり気を使い大変でした。下山時は太陽が真上なので、光の加減で草紅葉が映えて美しかったです。

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千畳敷カール
遊歩道沿いの剣ヶ池より見た千畳敷カールです。この手前に看板もあるのですが、私はここから見た景色が一番感動しました。

カールは、氷河期にスプーンでえぐり取られたようなお椀型の地形のことで、畳を1000枚敷き詰めた広さがあることから、このような名前になったそうです。そのままですね。夏は高山植物、秋は紅葉と楽しめる大変人気のある観光地であり、木曾駒ケ岳までの縦走は日本百名山のひとつとしても人気です。

帰りのロープウェイは、午後1時半頃に並び始め、約20分ほどで乗車できました。しかし、乗車前のアナウンスによると後方に並んでいる方々は整理券配布となり、列に並ばなくてはいいものの順番がくるまで待機しなくてはいけません。少し早めに行動したことで、それほど待たずに駐車場まで戻ってくることができました。

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この日の車中泊は、道の駅「ビーナスライン蓼科湖」です。昨年の7月にオープンしたばかりの道の駅で、施設は一部工事中でしたが、トイレもとても綺麗でした。

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蓼科湖のほとりにあります。

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お風呂は、道の駅より車で5分の天然温泉「小斉の湯」(700円)へ行きました。内湯と、露天風呂が別々の場所にあるため、両方入るためには一度衣服を身に着けて、渡り廊下を上に上に登ります。1階と3階の露天風呂が男性で、4階と5階が女性専用です。変わったお風呂ですが、山の斜面の地形を利用して作られたとか。疲れた足では露天風呂に行くのさえ憚れるでした。

次の日は、白樺湖で開催中のピーターラビットのイベントへ行ってきました。この続きは次のブログにて。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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