東北を巡る車中泊旅行8日目、日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞と、三陸海岸を代表する景勝地 浄土ヶ浜へ。

東北車中泊旅行第2弾の8日目は、国指定天然記念物、日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞へ行ってきました。

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宇霊羅山(うれいらさん)の東麓から龍が飛び出し、そこから泉が湧きだしたという伝説が残ることから、この洞窟は龍泉洞という名前になりました。洞窟内に入るとすぐに毎秒1.5トンの湧き水が轟音を響かせ流れ出ています。この鍾乳洞は、ドラゴンブルーと称されるように、水の美しさが際立つそんな印象でした。

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百間廊下(龍が通った道と言われている空間)

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地蔵岩
天然の造形美、鍾乳石がお地蔵さまに見えることからお賽銭箱まで設けられています。

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ニホンウサギコウモリ(Japanese long-eared bat)
出会えなかったので入口の置物(写真)
龍泉洞のコウモリは、天然記念物に指定されていて、5種類のコウモリが生息しています。そのうちの1種類ニホンウサギコウモリを見るのを楽しみにしていたのですが、残念ながらコウモリを見つけることはできませんでした。名前の由来は耳が長いことからだと思いますが、日本名はナガミミコウモリではなく、ウサギコウモリと呼びます。

係の方にお聞きすると、コウモリを見たければ冬がよいそうで、洞穴内のいたるところで、それこそ手が届きそうな場所で冬眠している姿が見られるそうです。

ウサギコウモリに関してひと言:
ビアトリクスは、弟のバートラムと一緒にロンドンの子ども部屋で、色々な種類のペットを飼っていました。その中にはコウモリもいて、彼女が描いたコウモリの作品は1884年から1888年の5年間で、ウサギコウモリ(longeared bat)を描いた習作もあります。ビアトリクスはどこで、どうやってコウモリをつかまえてきたのか?そしてどのようにして飼っていたのか?色々と謎が膨らんでいました。

でもその謎の一端が、龍泉洞に来て分かりました!飛び回るコウモリを捕まえるのは至難の業ですが、冬眠しているコウモリなら、捕まえることができたかもしれませんね。もちろん龍泉洞のコウモリは、天然記念物ですから、例え見つけても観察するだけにしてそっとしておきましょう。

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蝙蝠穴(こうもりあな)
夕方になるとこの穴から一斉に飛び出し近くの森の中や渓流でたくさんの虫を捕えて食べ、明け方に戻ってくるそうです。

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ドラゴンブルーの地底湖 水深98m
龍泉洞の観光コースは約700mで、最深部には地底湖が見られます。地底湖は3つあり、第3地底湖の水深は98m、その深い青色をドラゴンブルーと称し、ドラゴンブルーの地底湖と呼ばれています。宇霊羅山の山中に湖があるなんてにわかに信じられないけれど、この洞窟は今なお発掘調査が進められ全長は5000mにもなると想定されているそうです。龍が住んでいたという伝説が残る龍泉洞、山全体が御神体のように感じました。

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次に浄土ヶ浜へ向かいました。
三陸海岸を代表する景勝地、青い海と白い奇岩のコントラストの美しさが際立つ浄土ヶ浜です。その昔、宮古山常安寺7世の霊鏡竜湖和尚が、この地を「さながら極楽浄土のごとし」と言ったことからこのように名付けられたそうです。しかしこの日はあいにくの空模様で、小雨が降る中でしたので、極楽浄土にはなりませんでした。その代わり、海鳥が看板を止まり木にしている姿を見ることができました。

ここでランチにしようと思ったら名物、真鱈のぶっかけ瓶ドンが目の前で売り切れになってしまいました。瓶の中に真鱈にイクラにメカブなどが入っていて、それを丼にして食べ、途中で出汁茶漬けにしても美味しいというものでした。これは食べてみたかった!!

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帰る頃には2羽から3羽へ。

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ランチは、浄土ヶ浜から車で5分ほどのところにある道の駅宮古で、温玉うどんともずくのせご飯(820円)になりました。コーヒー、紅茶は無料サービスで飲み放題でした。

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夏虫お湯っ子 入浴料400円(アメニティ有、露天風呂無し)
宮古から三陸道(復興支援道路で宮城、岩手、青森をつなぐ自動車専用道路でほぼ無料)で南下し、絶対に読めない地名、通岡(かよおか)ICで降り夏虫湯っ子へ。ここは
ヘルストン温泉と呼ばれる弱アルカリ、ミネラル水で、循環式の人工温泉です。

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この日の車中泊は、道の駅高田松原にしました。この道の駅は、津波復興記念公園内にあり、目の前の開けた場所は追悼の広場になっています。

次の日は、道の駅高田松原周辺を散策した後、一関厳美渓へ行ってきました。この続きは次の車中泊ブログにて。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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