車中泊旅行・四国満喫の旅:5日目は四国カルストで幻のチーズケーキと、梼原で隈研吾さんの建物見学

車中泊旅行5日目のコース:
桂浜公園駐車場 -> もみの木(チーズケーキ) -> 四国カルスト 姫鶴平、天狗高原-> 梼原観光 -> 雲の上の温泉(入浴) -> 太郎川公園の駐車場(車中泊)

車中泊旅行5日目は、桂浜で日の出を見てから出発しました。

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水平線に雲のかたまりがあったため、30分ほど遅れて日の出でした。太陽の光が海面にキラキラと反射し、太平洋の荒波が岩に打ち付け波しぶきをあげていました。

桂浜から向かったのは、四国カルストです。日本三大カルストのひとつで、カルストの中でも最高峰(標高約1400m、東西25km)を誇ります。しかし、そこまで行くためにナビに行先をセットするのですが、間違いなく国道439号線を通るルートを指してきます。ナビの優先順位は国道ですから。国道439号線は、日本一の「酷道」と言われるほど、狭くてすれ違いも厳しい道路だとか。

できればこの道は避けたいと調べましたら、東津野城川林道(東線)を利用すれば目的地にストレスなく行けるとのこと。


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東津野城川林道(東線)
林道と言えば、森林整備・保全のための道で、一応自動車道ですが、舗装されていないことも多く、それなりの装備がないと走行できない場合がほとんどです。しかしご覧ください、山肌に沿って舗装された快適な道路を!これが林道です!!

国道より林道の方が快適に走れるなんて、四国あるあるかしら?

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四国カルストを楽しむ前に、まずは幻のチーズケーキを食べに、四国カルストの大野ヶ原にある「モミの木」というお店へ。10時半開店。店内の半分は雑貨とお土産ショップで、半分はカフェになっていました。
30分に4組しか入れないカフェのため、到着したのは10時半でしたが、既に4組待っていらっしゃったので、次の11時からになりました。

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ここに来なければ食べられない幻のチーズケーキ。ケーキとコーヒーで700円。

幻たる所以は、手作りする際、その工程に手間がかかるため数が作れず、お昼前には売り切れてしまうため幻のチーズケーキと呼ばれています。
その口当たりは、ふわふわ、とろりんで、チーズの香ばしい香りが抜けたと思った瞬間に口の中でとろけて、また口に運び、あっという間に食べ終わってしまいました。もっと味わって食べたいと思うけれど、美味しすぎて口に運ぶ手が止まらなかった。

テイクアウトできたらいいなと思っていましたが、このふわふわ度は運べないですね。冷凍にしたら美味しさ半減するかもしれませんしね。

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再び四国カルストへ引き返そうとしたら時間帯通行止めに。狭い道路の改良工事中だそうですが、この時間帯は通行止めになりますよという看板です。同じ道を幻のチーズケーキの店「モミの木」に向かって通行した時は、偶然にも通り抜けられましたが、2度目は上手くいきませんでした。別のルートで行くのも考えましたが、悪路な上に遠回りになるので、40分間待つことに。こんなこともあるんですね。

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ランチは、四国カルストの姫鶴平(めづるだいら)にある姫鶴荘で、アマゴフライ定食(1100円)を食べました。淡白なアマゴはフライにしたらサクッと美味しかったです。

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四国カルストの中央に位置する姫鶴平は、牧草地が広がる丘陵地帯です。

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牧草地は牛が放牧され、飼い葉桶がありました。『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』にも飼い葉桶が描かれていましたね。ピグリンたちの飼い葉桶は、それぞれの頭が入るように枠で仕切られていましたが、アレクサンダーが欲張って桶の中に入り込み、抜けられずに悲鳴を上げたという場面です。仕切りの枠が無かったら良かったのに。

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中央の平らに整地されている箇所が駐車場で、オートキャンプスペースがその奥にあります。天気が良ければ満天の星空と、運が良ければ雲海も見ることができ、そんな絶景が楽しめるキャンプ場です。車中泊も利用可能で、1台1泊500円という安さです。私たちもたまにはキャンプ場で車中泊もいいかなと思ったのですが、見渡す限りコンビニも何もありません。キャンプは色々と準備しないと、できませんからね。

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四国カルストは、ガイドブックで知りましたが、四国カルスト公園縦断線と名付けられている道が、天空の道として日本百名線にも選ばれています。ライダーにも人気ということで、この日も多くのライダーが訪れていました。

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天狗高原
四国カルストの東側エリアで、カルスト台地を散策できるように散策路が整備されています。遊歩道の起点となるカルストテラスで、散策マップがもらえ、スタッフの方がとても親切に教えてくださいました。

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カルスト台地
石灰岩が水に溶けて、このように地上で溶け残った地形を「カレンフェルト」と呼び、カルスト台地で一番有名なのが山口県の秋吉台です。

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展望台まで続く遊歩道
草紅葉が始まっていたなか、道路脇から遊歩道へ。自転車も通行できる箇所があり、サイクリングを楽しまれる方もいました。遊歩道の端まで行くと展望台で、思わず何か叫びたくなるそんな抜け感がありました。

次に雲の上の町 梼原(ゆすはら)へ。
ここは、建築家の隈研吾さんが1987年に初めて訪れ、木造芝居小屋「ゆすはら座」を見て、木に囲まれた空間に圧倒され、梼原町を「木の恩人」とし「木を建築に取り戻したい」と訴えました。それが2020年東京オリンピックの新国立競技場の設計へとつながっていったとのこと。

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1948年に建てられた高知県唯一の木造芝居小屋「ゆすはら座」見学自由。入場無料。

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素朴な雰囲気ですが、天井の木目が素晴らしくて、八角形のペンダントライトをはめ込んだデザインがモダンでした。

この「ゆすはら座」を見たのをきっかけに、隈研吾さんが梼原町の建物を設計され、地元の木材をふんだんに活用した建造物が町内あちこちに見られます。それらを見学して回りました。

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ゆすはら雲の上の図書館 午前9時~午後8時まで
こちらは、隈研吾さん設計の建造物の中でもとても有名です。「本と木組みに包まれた森のような図書館」をコンセプトに設計されたものです。優しい木漏れ日が上から降り注いできそうな癒し空間で圧倒されました。

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図書館の外観には、梼原産の杉板を使って外壁のアクセントのようにし、スタイリッシュなデザインになっていました。

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まちの駅 マルシェ・ユスハラ
物産展の建物内、天井を支える柱は、そこに木が生えているかのようなデザインになっていました。こうなったら鳥のオブジェを飾っても楽しそう。

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梼原町総合庁舎
雲の上の図書館の12年前に完成した建物。木材とガラスの組み合わせで楽しいパズルのようなデザイン。
梼原町のマルシェ内や、総合庁舎の目の前のビルに観光協会があるので、地図や説明を聞いてから効率よく回れます。隈研吾さんが木材だけでビルのような大きな建物を作り、そこに木の良さを取り込めるような工夫がこらされていて、木を愛しているからこそ為せる業なんだなということが伝わってきました。

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この日のお風呂は、雲の上の温泉。入浴料:500円
硫黄の香りがする温泉で、肌がツルツルになる良いお風呂でした。お風呂も広くて、特に露天風呂が気持ち良くて最高でした。

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名物 きじ丼 950円
夕食は、雲の上の市場内の食堂で名物 きじ丼を食べました。きじ肉は歯ごたえがあり、味もしっかりしみて美味しかったです。

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前日食べたちくきゅうをもっと食べたくて、梼原のスーパーできゅうり丸ごと1本入るちくわを探したら、けんかまの土佐のちくわ(127円)が売られていました。本当にこのちくわできゅうり丸ごと入るの?って思いましたが、入る、入る!!ちくわは全く破れる気配はありません!

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お弁当を作っていた頃、おかずの1品として、きゅうりを短冊に切ってちくわに詰めていました。そんな手間は、土佐ちくわで解消されます。きゅうりがスルスル入っていくのが楽しくて、大量のちくきゅうを作っちゃいました。マヨネーズを買い忘れたのは残念でしたが、美味しくてペロッといただきました。土佐ちくわの全国販売をお願いしたいですね!!!

この日は、道の駅ゆすはらで車中泊する予定でしたが、看板はあるのですが道の駅は何もない。看板のある辺りをウロウロしてみたものの、それらしき建物が見当たらないので、温泉の方にお聞きしました。道の駅は建物も既になく、そこにあったショップが雲の上の温泉に移動したとのこと。

温泉のトイレは24時間使えないので、近くにある太郎川公園のトイレなら24時間使えると教えていただき、そこで車中泊することにしました。

次の日は、四万十川に沿ってドライブしながら沈下橋を見学して宇和島まで行きました。この続きは次の車中泊ブログにて。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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