新しいピーターの絵柄がどうしても好きになれない理由

新しいピーターの絵柄について考えてみました。私は見るたびに違和感を感じ、どうしても好きになれません。最初に驚愕したのは忘れもしない肉球ピーターです。

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肉球ピーター
「Peter Rabbit A Winter's Tale」2009年出版
ポップアップ絵本として版権元フレデリック・ウォーン社から出版されたもので、『ピーターラビット冬のおはなし』として日本語訳も出版されました。タイトル通り、冬景色の中、ピーターがたきぎを拾いに行く冒険物語です。子ども向け絵本は、キャラクターを使って遊びながら学べるものが数多く出版されています。これもそんな子ども向けの仕掛け絵本と思っていましたが、そこにありえないものが描かれました。そう肉球です。その後、肉球は消されましたが、ここから絵柄が変わっていったような気がします。

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大変人気のあるフルーツ柄
2021年に日本郵便から発売された切手です。ここからフルーツ柄が発売されたように思います。これは今でも大変人気があるようで、新商品グッズでもそのような枕詞で紹介されています。切手を集めているコレクターとして、「なんじゃこりゃ。これはピーターを語る偽物じゃ!」と思いました。しかし、、、これもいつか語り草になるかもと購入しました。

新しいピーターの絵柄がどうして好きになれないのか。その理由として、とても的確なコメントをいただき、なるほどと思ったので、ご許可をいただき掲載させていただきます。

熱心なピーターラビットのファン(ここ重要なポイント)の方のコメントです。

その方は、最近のピーターラビットグッズのデザインについて、絵本と一線を画す絵柄が納得いかないことに、こんなにもピーターが好きなのに、どうして好きになれないのかと自分を責めることもあったそうです。しかしビアトリクス・ポターをフューチャーした企画展に触れることで、心の変化に気づいたそうです。

「ピーターというキャラクターというよりも、ビアトリクス・ポターのファンだからなんだと気づき、納得が得られたのは、研究や収集の成果をご紹介くださる先生方とラピータさんのおかげです!」

私のことまで付け加えていただき恐縮です。そうなんです!皆さんお気づきでしょうか?新しい絵柄が好きになれない理由を。。。

それはまさしくビアトリクス・ポターが描く作品が好き、彼女のファンだから好きになれないのです。

ビアトリクスは、自らのキャラクターを使ってライセンス・ビジネスにいち早く着目し、「作者の許可なしに製品を作るべからず、売るべからず」という特許申請をしました。これが1903年に認められ、それまで作者曰く「町には挿絵を模写して作ったおもちゃが氾濫しています」と述べたように、似て非なるグッズがクリスマス商戦と共に大量に出回っていました。

時代が変わって、、、現代は絵本にない絵柄を「ピーターラビット」シリーズとして認め、新しいファン層を獲得し、そして後世につなげようということなのかなと勝手に想像しています。受け継ぐ人がいなければ、未来につながっていきませんものね。

私達?ビアトリクスのファンとしましては、とことん絵本にこだわって、絵本の魅力はもちろんのこと、どうしてこんなにビアトリクスのことが好きなのか、それを探ってまいりましょう。

さぁ私と一緒にビアトリクス作品の沼にはまってまいりましょう!!!(笑)
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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