車中泊旅行 北海道の上半分と道南を巡る旅:4日目はサロマ湖の壮大な景色と、ワッカ原生花園の出会いから能取湖のサンゴ草(アッケシソウ)群生地へ

車中泊4日目のコース:この日の移動距離283km

道の駅おこっぺ → 紋別で洗濯(コインランドリー) → サロマ湖展望台 → レストハウス華湖(ランチ) → サロマ湖ワッカ原生花園 → 能取湖 卯原内サンゴ草群落地 → 当麻ヘルシーシャトー(お風呂) → 道の駅とうま(車中泊)


車中泊旅行4日目の朝は、紋別市内のコインランドリーで洗濯しました。9月末の北海道は、涼しいと思い長袖シャツとトレーナーを準備したのですが、ところがどっこい暑かった。半袖シャツの着替えが少なく、すぐに汗だくになるので着替えを確保するためこまめに洗濯しました。


コインランドリーで洗濯中、紋別市内を散歩したのですが、そこそこの都会で住みやすそうだし、海も近く綺麗なアパートもあちこちにあり、ここで住むのもいいなぁと思うほどでした。



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「サロマブルー」と呼ばれる独特な湖面の青色が美しいサロマ湖

この日の最初の目的地は、前回の北海道旅行で行けなかったサロマ湖です。前回は、網走から内陸部へ入り旭川の方へ行きました。網走の北にとても大きな湖があると知ったのはその後だったので、今回の旅の一番のお楽しみスポットです。



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オホーツク海に面した部分が天橋立のような砂嘴(さし)で繋がっているですが、サロマ湖と海面と青空が、青一色で統一された世界が広がっていました。写真の手前がサロマ湖で、砂嘴の向こうはオホーツク海です。今から1万年前はサロマ湾だったところが、川から流れ出る土砂が堆積し砂の半島が成長してサロマ湖になったそうです。自然ってすごいですね。ちなみにこの湖は、琵琶湖、霞ケ浦に次いで3番目の大きさです。この青一色の景色は、サロマ湖展望台から見られます。



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お店の看板メニュー「華湖丼」

ランチは、サロマ湖で養殖されている牡蠣やホタテの海産物料理が食べられる、レストハウス華湖でいただきました。



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次にサロマ湖のオホーツク海に面した砂嘴の部分にあるワッカ原生花園に行きました。この原生花園から砂嘴でせき止められた砂の半島を散策できます。散策コースは片道5㎞で、レンタサイクルもあります。天橋立と同じですね。時期がもっと早ければ、塩生湿地や、海岸砂丘の花が見られるのですが、花の最盛期は過ぎたとスタッフの方に聞き、原生花園の散策は諦め、9月末から真っ赤に色づくサンゴ草の群生地の方へ向かいました。



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サロマ湖のサンゴ草の群生地は、ワッカ原生花園のネイチャーセンターの裏から5分ほど歩いた塩生湿地に咲いていました。真っ赤に色づくサンゴ草を見るのを楽しみに来たと先程のスタッフさんに伝えると、「あぁ~」と微妙な反応をされ、「見てもらえると分かりますが、ここは湖畔の波打ち際なので胞子が定着せず、綺麗には色づかない」とのこと。サロマ湖のもうひとつあるサンゴ草の群生地、キムネアップ岬も手入れしていないので、ワッカ原生花園と同じレベルと教えてくれました。



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サンゴ草というのは別名で、正式名はアッケシソウです。塩分を多く含む湿地に育つ草で、秋になると赤く染まります。見た目はちょっとグロテスクなんですが、遠目に見ると青い水面に赤く染まった草のコントラストが綺麗で見たいと思っていた景色でした。この日は穏やかな水面でしたが、波がサンゴ草の天敵のようです。


この後、ネイチャーセンターでボランティアの高校生ガイドのお兄さんに、湿生花園で見られる花はないですか?と聞いてみたところ、なんと少ないけれどまだ少し咲いていると教えてくれました。さらにその花の咲いている場所へ案内してくれるとのこと!!なんと、なんと、お兄さんありがとう!!!



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エゾフロウ(7月上旬~9月上旬 花の大きさ5㎝)



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エゾカワラナデシコ(7月上旬~9月上旬 花の大きさ4㎝)



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キタノコリギソウ(8月上旬~9月中旬 花の大きさ2㎝)葉が特徴的ですね。



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ムラサキベンケイソウ(9月上旬~10月上旬 花の大きさ5㎝)花の色が美しいですね。



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ウンラン(7月上旬~9月中旬 花の大きさ2㎝)ラン科の植物ではありませんが、海の蘭と書いてウンランという名前の花です。小さな花なのでピントが合わなかったのですが、とても可愛らしい花で一目で気に入りました。



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こんなに可愛くて小さな花を見ることができたのは、ガイドのお兄さんのおかげです。お兄さんがいなかったら、絶対に見つけられない。だって、9月末のワッカ原生花園は、一面この写真のような状態ですもの。ガイドさんって日々勉強と、環境を熟知されているんだなと感心しました。ありがとう、お兄さん。



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サロマ湖の次に、最初にサンゴ草のことを教えてくれたスタッフさんが、親切にもサンゴ草を見たいのならと、能取湖(のとろこ)の群生地の場所を教えてくれたので、サロマ湖から30分ほど南にある能取湖の卯原内へ。



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日本で最も美しいサンゴ草の大群落が見られる場所、能取湖南岸の卯原内付近です。ここは手入れが行き届いているそうで、私達が訪れた時はまだ真っ赤とは言えないピンク色でしたが、見事に色づいていました。



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光の加減によっては赤く見える箇所もありました。思いがけず日本一の場所を教えてもらうことができ良い思い出になりました。



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能取湖に行く途中で見つけたカラシナの畑は、思わず車を停めて見惚れてしまう景色でした。いよいよここからオホーツク海沿いを離れて内陸部へと向かいました。



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この日のお風呂は、当麻ヘルシーシャトー(入浴料:JAF割引で630円)で、車中泊した道の駅とうまの近くにある入浴施設です。人工温泉ですが、長万部にある二股温泉の湯の華が結晶化したラジウム温泉鉱石を敷き詰めてありました。半身浴できる場所に敷き詰められた鉱石は、ひと際ゴツゴツとしていましが、しばらくするじわじわと血流がよくなり効果を感じられました。さらに打たせ湯が気持ち良くて、長距離ドライブの疲れが癒されました。



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車中泊したのは道の駅とうまで、旭川市まで約15㎞という場所にあります。旭川の道の駅には前回の旅で宿泊し、その時とても混雑していたのでその手前で探しました。駐車場は狭かったのですが、入浴施設も近いし、コンビニが目の前にあり利便性が高い道の駅でした。


次の日は、前回の北海道の旅でも巡った、美瑛や富良野を再訪しました。この続きは次の車中泊ブログにて。最後までお読みいただきありがとうございました。
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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