車中泊旅行最終日:最終日は国設ひたち海浜で色づき始めたコキアで埋め尽くされたみはらしの丘とうさぎ神社と

最終日のコース:
道の駅日立おおた → 国設ひたち海浜公園 → 水戸・偕楽園 → 大磯磯前神社 → 鹿島神宮 → 鹿島セントラル天然温泉美人の湯 ゆの華 → 帰宅

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車中泊旅行の最終日の最初に訪れた場所は、ネモフィラの丘で有名な国営日立海浜公園です。一度訪れてみたいと思っていた場所で、コキアが色づき始める時期で、もう少し遅ければ真っ赤に紅葉するというタイミングです。

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テレビでよく中継される一面の花畑が広がる景色は、太平洋に面したみはらしの丘というエリアで、テレビで見るよりもさらに広く感じました。

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人工的に整備された高さ30mの丘の頂上から太平洋が望めます。

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丘の上からは、みはらしの丘の反対側のエリアにある大観覧車が見えます。この海浜公園は有料ですが、広大な敷地にみはらしの丘をはじめとする樹木エリア、草原エリア、砂丘エリアとアウトドアも楽しめる花と緑の公園です。

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ピンクに色づいたコキア
4月下旬から見頃を迎えるネモフィラが終わると、初夏にコキアに植え替えられ、秋の紅葉までコキアで埋め尽くされます。コキアは別名ホウキグサと呼ばれ、箒の材料として使用されていました。日立海浜公園では、園内に紅葉する木々が少ないということで、ネモフィラが終わるとコスモスに植え替えられていたのですが、2007年からコキアの丘になりました。コキアは、形が可愛らしいし、色も緑からピンクにグラデーションし、真っ赤になって、黄金色まで変化も楽しめて最近人気ですね。

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こちらは、まるころコキアソフトです。まるまるとしたコキアをイメージしたあられがくっついてます。

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午前中、この海浜公園で散策し、午後から日本三名園のひとつ水戸市にある「偕楽園」へ。これで三名園をすべて訪問できました。表門から入るとすぐにうっそうとした孟宗竹林の小径を進みます。

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空を覆いつくすかのような薄暗い小径を抜けると、この造園を築いた時代から枯れることのない清水が湧く吐玉泉がありました。

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そして中門をくぐると100品種3000本の梅林が目の前に突如現れます。ここまで見てきた景色とあまりにもギャップがあり驚いていると、これこそが陰と陽の世界を楽しむ設計なんだとか。

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梅林の一番奥に「好文亭」があります。目の前の梅林、それからキリシマツツジ、ミヤギノハギと季節を通じて美しい庭が楽しめる木造3階建ての建物です。私達はちょうどどの花も咲く時期を逃しましたが、おかげで観光客も少なくゆっくり楽しめました。

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次に大洗磯前神社へ。突如として海が光り輝き、常陸国鹿島郡大洗の地に御祭神が御光臨されたと言われている岩礁にある「神磯の鳥居」です。ここは神聖な場所として禁足地となっています。

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この海岸から鳥居をくぐった随神門に御祭神と関係が深いウサギの彫刻が施されています。ウサギが2匹いるのが分かるかしら?

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そして拝殿です。拝殿の周りにはカエルの石像が鎮座していました。

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みちびきうさぎみくじ
今年の干支を象徴する巨大絵馬と同じ絵柄のみちびきうさぎみくじです。爪を伸ばして今にも飛びかからんとする姿で迫力があります。結果は大吉で、本気で取り組めば願いが叶うとありました。

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最後に鹿島神宮にも立ち寄りましたが、時間が遅くなり既に社務所も閉められ閑散としていました。レイラインの入口に当たるのがここ鹿島神宮と聞き、いつかは訪れたいと思っていた場所でした。

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本殿は工事中で神様もお休みなさっているようでしたし、また綺麗になってから訪れたいと思います。

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お風呂は、鹿島セントラル天然温泉美人の湯 ゆの華(入浴料:1000円)です。スーパー銭湯でここのレストランで夕食のつもりでしたが、この日は定休日で、近場にレストランもなく夕食難民になってしまいました。高速道路の深夜割引利用するため、ゆっくり食事をしてと思っていましたが、そうもいかず大栄パーキングエリアのコンビニで食事になりました。

11泊13日の車中泊旅行、北海道の最北端から最南端まで移動し、さらに三陸道を青森県から岩手県、宮城県、福島県と移動し、関東を横断しました。走行距離3530㎞、平均燃費14.6㎞、うさ吉号の食事量は215.16リットルでした。

北海道ではモダ石油、東北ではオカモトセルフでガソリンを補給しました。ここはガソリン代が周辺地域で一番安く、リッター10円から週末は20円ほど安くなりました。旅行中は、食費以外はなるべく節約したつもりですが、数年前に比べると何もかも価格が上がったように感じます。

今回の旅は、メジャーな観光地が少ないルートでしたが、その分景色を堪能しながらドライブすることができました。特に北海道のオホーツク海側と、日本海側の景色の違いを実感しました。日本海側は、奥尻島や利尻島が見えたり、天売島のオロロン鳥のことを知ることができ勉強になりました。オホーツク海は波打ち際で鮭釣りを楽しむ豪快な姿とか、ガイドブックには載っていない、まさに行ってみなければ分からないことばかりです。しかし走ってばかりの旅だったので、さすがに軽自動車でこの距離は辛かったです。次はもう少し余裕をもって旅したいなぁと思います。長々と最後までお読みいただきありがとうございました。(おわり)
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ラピータ

ピーターラビットの生みの親ビアトリクス・ポターの研究家で、作品について、開催されたピーターラビットのイベントやグッズ紹介、ピーターラビットの故郷英国について紹介するホームページ「ラピータの部屋」のブログです。
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