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地引き網

うさぎ関連イベント
06 /24 2006
 会社のレクリエーションで、地引き網をすることになった。場所は先週も出向いた沼津・千本浜。朝6時から網を引き上げるとのことで、早起きして出かける。

 早朝の海ほど気持ちの良いものはなく、梅雨だというのに晴れ渡った空の下、暑くも寒くもないこの時間は最高!防波堤に座ってのんびりしていると、犬連れの老人が次から次へとやってくる。そして、飼い主同士の会話が始まると、犬同士もじゃれあい始める。オス同士はお互いの力を誇示するべく、上になったり、下になったり。オスとメスはというと、オスはやる気満々なのに対し、メスは朝から何興奮してるのよと、つれない素振り。

 それにしても、大勢の人が次から次へと可愛い犬を引きつれて散歩にやってくる。みな60代ぐらいだろうか。若者の飼い主は一人もいなかった。犬は毎日散歩に連れ歩かなければいけないため、運動不足解消にもなるし、寂しさを紛らわしてくる相棒ともなり、犬を飼う老人は増える一方だ。でも、自分に何かあった時、真っ先に困るのはペットたちなのだ。飼った以上は、最後まで、お互い幸せに楽しく暮らし続けて欲しいと、そう願わずにはいられなかった。

 さて、地引き網。

 まずは、海の底を網で根こそぎすくうという。平均2回ほど網を仕掛け、料金はすべて込みで5万円だそうだ。オールでこぐ舟を海辺に降ろす手伝いをし、潮の流れをみながらボートでブイをぐるっと周っていく。その間、浜辺では網を引く反対側のロープを、モーターで巻き取っていく。ボートが戻ってくる頃には、ブイとブイの間に網が降ろされているという寸法だ。この間、約30分。

 次に、魚が網にかかるまで約20分ほど放置する。一体どんな魚がかかるのだろうか?初めての経験に「イカがかかるといいな」、「そんなわけあるまイカ」などと談笑して待つ。

 やがて網元の声がかかる「おーい、ひきあげるぞぃ」。それまで浜辺には網元の関係者の人達しかいなかったのに、どこから集まってきたのか網を引き上げるのを見学しに、20人ほど集まってきた。

 
 【「網ひきあげるぞぃ」の声がかかり、二手に分かれて網を引き上げにかかる】

 会社のレクリエーションとはいえ、朝早いためなのかやってきたのは10名ちょっと。これでは網もなかなかあがらず。「もっと力いれてー。はよせんと魚が逃げるぞ」と網元から激が飛ぶ。網を引き上げながらも、横に進んで二手に分かれたグループがひとつになる頃になると、やがて網の先端のブイが見えてくる。
 
 
 【網が近づいてくると、それと共に海鳥達も引き寄せられる。】

 最初、何故海鳥がこんなにいっぱいいるのかわからなかったけれど、網の中に魚が一杯だぞというサインなんだそうだ。海鳥といっても、とんびのような大きな鳥もいて、網が近づくにつれ羽のバサッバサツという音が間近で聞こえるからおっかない。

 
 【網の中は小魚がいっぱいだったが、鍋にすると最高にウマイ、あんこうも】

 網の中には、いわしや小魚が一杯で、マイワシだと高級魚になるそうだが、それ以外のいわしは安いそうだ。主にアンチョビの原料となるカタクチイワシが多く、漁師さんより「塩で洗って日干した後、焼いて食べればおいしい」とアドバイスをもらうものの、10名でこんなに食べ切れませんという量(^^;)

 さらには、関西で高級魚とされるイトヨリが10匹ほど。なんとヒラメも1匹まぎれていた。

 
 【待望のイカも。釣れたては、その身は透き通っている。】

 網で引き上げた中身はすべてもらえることになっていたものの、網で引き上げることで満足したため、その後で食べるバーベキュー分だけいただき、残りは網元さんにお願いすることに。

 気付けばみんな海水とウロコまみれ。青魚は、最後の抵抗といわんばかりに、逃げる際に自らのウロコを剥がして逃げようとするそうだ。体をピチピチとさせる度に、ウロコがびしゃびしゃ跳ねあがる。それが腕やら服に付着してそのまま乾いてしまうのだ。

 釣れないときはまったく釣れないそうだが、たくさん釣れても困ってしまう。大勢いた見物人もどんな魚が釣れたかを見届けると、あっという間にどこかに消えていった。

 最後に、海岸でバーベキューをし、刺身に、から揚げ、焼き魚と次から次へとたいらげ、残ったいとよりと、ぐちを鍋に全部ほおりこみ、大漁汁を作ってなんとか食べ終わりました。

  
 【釣り人には嫌われる「ヒイラギ」という名前の小魚】

 キスを釣ろうと思ったら、釣り上げたら体長2cmほどのヒイラギがかかっていたということがよくあるそうで、釣り人には嫌われる魚らしい。鳥の唐揚げ粉まぶして揚げてみたところ、これが「うまぃ」!と釣り人も納得の味に。お試しあれ~。

 <ゆうゆうネット伊豆 地引き網> 
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ラピータ

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